ITIインプラントによる治療の流れ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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インプラント治療は、まず土台部(フィクスチャー)を挿入する手術(局所麻酔、日帰り)を行います。その後、1.5〜3ヶ月の治癒期間を経て上部のアバットメントを装着し、義歯を付けて完了します。 |
1回法インプラントの治療過程
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インプラント「1回法」と「2回法」の違い |
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インプラント治療が始まった当初、インプラント治療は2回法が主流でした。それは、完全に埋め込んでしまう2回の方が感染が少ないと考えられていたからです。
しかし近年、インプラントの安全性に関する研究も飛躍的に進み、適切な処置を行えば一回法でも感染のリスクは2回法と同等だということが明らかになったのです。当院では今日、患者様にとってより身体的、費用的に負担の少ない1回法を第一選択としてインプラント治療を行うようにしています。ただし、歯を抜いて直ぐにインプラントを行う場合、また顎の骨が弱い場合は、当院でも2回法を選択することがあります。 |
インプラント治療の開始時期(いつインプラントを行えるか) |
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奥歯が1本ないケースに対するインプラント(1回法) |
術前検査
口腔内診査(主に歯周病検査)、レントゲン写真、噛み合わせの診査、口腔内模型、口腔写真、全身状態を参考にして、インプラント治療の計画を致します。歯周病などの問題点はインプラント前に治療致します。 |
インプラント埋入手術
局所麻酔を施行し、インプラント埋入手術を致します。まず、専用の器具を用いて、インプラントの長さ大きさに合わせた穴をあけます。次に、インプラントの土台部を歯槽骨に埋込み、切開した歯茎を縫合します。 |
インプラント埋入手術後
手術時間は本数により異なりますが、30分〜120分です。手術自体は日帰りで行い、翌日には必ず消毒が必要です。1週間後に抜糸を行います。そして、インプラントが骨にしっかりとくっつくまで6〜12週間待ちます。この期間は、一般的には仮歯を入れておきます。 |
支台装置の装着
治癒期間によりインプラントの土台部が完全に生着したのを確認し、装置(アバットメント)を装着します。噛み合わせや歯の状態を綿密にチェックし、最終的な義歯を作るための型を取ります。この段階で実際に噛める状態になります。 |
最終的な義歯の装着
最終的な義歯を装着します。これで機能回復は完了となりますが、治療後のメンテナンスが非常に重要になります。少なくとも3ヶ月に1度は定期検診を受けるようにしましょう。 |
インプラントの寿命について インプラントの素材には様々なものがありますが、当院は純チタン製インプラントを採用しています。純チタンは、とても丈夫で骨にしっかりと結合します。ですから、お口の中で半永久的に機能します。 しかし、歯周病により、インプラントを支える骨がやせてしまうと、自然歯と同様に抜け落ちてしまう場合があります。インプラントを長持ちさせるには、毎日の歯みがきを欠かさず、適切な管理を行わなければなりません。 |
当院が採用するストローマン(ITI)インプラントの補足 ストローマン(ITI)インプラントは、世界の主要メーカーとして、国内でもトップクラスのシェアを誇ります。厳しい品質管理の下で研究、開発、製造、販売が進められており、製造元であるストローマン社は国際基準であるISO9001の厳しい規格に適合し、その認証を得ています。 |
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約10年間で、世界中で300万本以上、ITIインプラントが埋入され、95%以上の長期性効率を誇っています。また、ITIインプラントは、30年以上に渡り、数多くの歯科大学と協力し、世界中で3000以上の科学文献が発表されています。これにより、ストローマン(ITI)インプラントは、科学的な根拠(EBM)に基づいた治療として大きな信頼を得ています。 |
実に、世界で200種類以上、日本には30種類以上のメーカーがインプラントを生産しています。中には、既製品を模倣しただけの、いわゆるコピーインプラント製品も数多く含まれます。 |
ですから、インプラント治療を受けるにあたって、その医院がどのメーカーのインプラントを使用するかは、患者様にとって非常に重要な情報なのです。ストローマン(ITI)インプラントは、ブローネマルク・インプランと伴に、世界の2大インプラントメーカーとして、世界中で使用されています。 |
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インプラントの治療案内
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