当歯科では、現在お使いの入れ歯に「調整」を加え、痛みなくしっかり噛める入れ歯に作り変えていきます。また、新しい入れ歯を作成する場合は、現在の入れ歯で痛みなくしっかり噛めるようになってから、新しい入れ歯の作成に入ります。ここでは、当歯科が行っている入れ歯の「即時調整・微調整」について解説します。 |
当歯科の入れ歯治療について、合う入れ歯を作るために |
治療の対象は、現在入れ歯を使用されている方で、「合わない」で困っている方。また、新たに入れ歯を作成したい方です。各種、入れ歯に関するご相談を承ります。 ※部分入れ歯、総入れ歯ともに「調整・作成」が可能です。 |
現在お使いの部分入れ歯
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現在お使いの総入れ歯
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↓ 「即日調整・微調整」 ↓ 精密な入れ歯 |
↓ 「即日調整・微調整」 ↓ 精密な入れ歯 |
入れ歯の作成法や調整法は、各歯科医院によって異なります。実際は、今使っている入れ歯が合わないと聞くと、すぐに新しい入れ歯を作成する歯科医院が少なくありません。 |
しかし、当院では、すぐに新しい入れ歯を作ることは致しません。高価な素材を使うなどして、新たに入れ歯を作っても、一回のかたどりで作った入れ歯は、結局合わないことが多いからです。 |
ここで重要なのが、「現在使っている入れ歯の合わない原因を調べ、調整を加えて行く。」という過程です。 ですから、合わない入れ歯であっても、初診のときに必ず拝見させて下さい。 |
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実際に当歯科で行っている入れ歯治療の流れについて |
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■カウンセリング・検査
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まず、初診時にお困りの症状をお聞かせ下さい。それを基に、現在お使いになっている入れ歯の状態やお口の中の状態を診査し、治療計画を立てます。入れ歯の調整を行う前に、他の歯を治療する必要があるかどうかも調べていきます。 |
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■即日調整(そくじつちょうせい)
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■微調整
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※微調整には一ヶ月程度の期間を要します。合わない入れ歯を長く使用されていた方の中には、顎(あご)にズレを生じて不適切な噛み合わの状態に、お口自体が変化している場合があります。ですから、そのような方には、本来の適切な噛み合わせを取り戻すための治療期間という意味合いも含まれています。 |
■新たな入れ歯の作成
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■入れ歯の定期検診について(メンテナンス)
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1、口腔内の状況の変化 |
2、入れ歯のすり減り |
はじめは調子が良かったものの、しばらくしてから入れ歯に違和感が出てくる場合があります。それは、 長期の使用により噛む歯の部分がすり減り、噛み合わせが変わってくるからです。 |
特に、「奥歯」の部分が、噛みあうもう一方の歯と擦れて、すり減ってきます。また、物を噛むときの癖(いつも右側の歯で噛むなど)が原因で、片方の歯が早く磨り減ってしまい、噛み合わせに問題が出てくる場合があります。 |
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軽度のすり減りの場合は、硬質素材をしようして修正を加えることが可能です。また、一部が大きく磨り減ってしまた場合でも、その部位全体を新しい素材に置き換えることができるので、新たな入れ歯を作る必要はありません。入れ歯の寿命が短くなるか長くなるかは、患者様の管理次第です。一つの入れ歯を出来るだけ長く使えるように、3〜6ヶ月の定期検診を欠かさずにお越し下さい。 |
入れ歯の役割と種類について |
医療の進歩によって人の寿命は延び続けています。一方で、歯の寿命は、依然として人の寿命よりも短く、やがて「入れ歯」に頼る生活が始まります。「入れ歯」と聞くと、初めての方は抵抗があるかもしれません。しかし、歯が欠けた状態を放置しておくと、食事面での問題だけでなく、他の歯まで悪くなってしまうのです。 |
お口の中でピッタリと調和した入れ歯が出来れば、以前とほぼ変わらない快適な食生活を送ることも可能です。まず、入れ歯について、十分な知識を身につけて、満足のいく治療を受けて下さい。 |
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入れ歯の役割、身体の一部として |
1、心身を健康な状態に保つ(しっかりとた食事がとれる。) |
噛むことは全身の健康と密接に関係しています。歯の数が少なくなったり、歯の間に隙間ができると、食事をうまく取ることができなくなります。噛みにくい食べ物を避けて偏食したり、栄養のバランスが悪くなります。しっかり噛まずに飲み込むことが多くなり、胃などの消化器官に負担をかけます。 また、皆様は意外に思うかも知れませんが、歯がないと、よく噛まないで食物を飲み込むため、過食ぎみになり、逆に肥満を誘発する場合もあります。肥満は糖尿病をはじめ多くの病気を誘発します。 |
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2、お口の中を健康な状態に保つ(残っている歯を守る) |
歯が抜けてできたスペースには隣の歯が移動し、かみ合わせ全体が崩れてしまいます。その結果、残っている健康な歯まで抜けてしまう場合があります。歯が本来あるべき場所にある時より、残っている歯に負担を生じ、その歯の寿命を縮めます。 |
さらに、歯並びが悪くなると、食物が付着しやすく、歯みがきが困難になり、虫歯や歯周病になりやすくなります。さらに、顎から首、肩へと全身の姿勢のバランスを崩し、肩こり偏頭痛、腰痛等を生じることがあります。 |
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入れ歯の種類( 残った歯を活用する部分入れ歯) |
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少数歯の欠損を補う部分入れ歯。ブリッジやインプラントと同様に、歯が欠損した部分を補います。固定にはバネを使うのが一般的です。最近では少数の欠損に対しては、インプラントを選択される方が増えています。 |
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多数歯の欠損を補う部分入れ歯。残っている歯を利用して、失ったところに人工歯を入れる方法です。バネ等を使って固定します。バネを目立たないようにするなど、見た目の問題も重要です。 |
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バネを使用しない最も天然歯に近い精密なコーヌス・テレスコープ義歯。残っている歯を支台(内側の冠)として、コーヌス冠(外側の冠)を備えた入れ歯をはめ込みます。 |
入れ歯の種類( 総入れ歯) |
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保険で作る総入れ歯。素材は、主に合成樹脂が使われます。安価ではあるものの、厚みがある、強度が弱い、吸水性があり着色や臭いもつきやすい等の欠点があります。 |
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自費で作る総入れ歯。素材には金属を使用します。金属を使用するので、入れ歯は薄くて強度、身体の、があり、食べ物の温かい感覚、冷たい感覚が伝わります。また、合成樹脂のような吸水性はなく衛生的です。特にチタン性の入れ歯は軽くて丈夫です。 |
入れ歯は、使用する「素材」や「技術」によって、「保険診療の入れ歯」と「自費診療の入れ歯」に分かれます。上記以外にも、特殊な素材を使った入れ歯など、その種類は様々です。 |
入れ歯の治療情報
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